改正、がん対策基本法(仕事と治療が両立しやすい社会に)
「がん対策基本法」とは、がんになっても安心して暮らせる社会になることを目指し、平成18年に制定された法律です。この度、制定後初めての改正が行われました。
今回改正された主な内容を要約すると、
➀事業主に対し、がんになられた方の雇用の継続に配慮すること。
②がん医療だけでなく、福祉や教育など必要な支援が受けられるようにすること。
③治療の難しいがんや患者の少ないがんの研究をもっと進めること。
④国や地方自治体は、国民のがんに対する理解が深められるよう必要な施策を講ずること。
となっています。
仕事をしながら治療していくことが難しくなってしまい、退職しなければならないということがなくなる社会の実現。そして、全ての職場において、闘病生活を送っている方が、職場に迷惑をかけていると後ろめたさを感じることなく、やりがい・生きがいを感じながら仕事ができる環境になっていくことを望みます。
2016年12月10日(カテゴリー:お知らせ)